バンダイ メカコレ コスモタイガーU 

はじめに

昨年、バンダイから「宇宙戦艦ヤマト メカ・コレクション」が再販されました。世のお父さん方
にとっては、とても懐かしいプラモデルで、発売前から現在に至るまで、プレミアがついています。

管理人は、残念ながら「コスモタイガーU」と「コスモゼロ」しかゲット出来ませんでした。

このシリーズは、私が始めて接着剤を使って作った模型であり、とても懐かしく思います。
当時は、100円で販売されており、子供たちに模型の楽しさを広めた素晴らしい商品だと
思います。現在でも、ガンプラの300円シリーズを新金型で、リリースする等、バンダイの
玩具や子供の心を愛する姿勢には、頭が下がる思いです。

このメカ・コレシリーズは、100円という値段でありながら、とても素晴らしいディティールを
誇る名キットですが、現在のプラモデルと比べるとやはり、古さは隠せません。


大人になった今の私の技術で、これを製作したらどうなるだろうか?プラモデルを最後まで
作るなんて、小学生以来なのですが、なんだかワクワクします。

とりあえず、本体を組んでみました。

ABOUT US

胴体の部品を組んで、ディテールをチェックします。かなりイイ出来なのですが、平面的で、ノッペリした
印象です。モールドなんかも箱絵とずいぶん違うように思います。

とりあえず、接着剤を大目に使って、はみ出した部分をデザインナイフやヤスリを使って、パーティングライン
を消していきます。

エンジンの横の突起が、めり込んでいて、形状が違います。

平面的で、躍動感がありません。

どうも映画やテレビで見た印象と違います。ここから改造する目標を立てました。

 1.キャノピーと銃座の透明化。
 2.エンジンのエアインテーク部分の開口。
 3.エンジン横の突起形状変更。
 4.羽根のシャープ化。下方向へ角度付け。
 5.コックピット内の再現。
 6.車輪部分のデフォルト。
 7.補助タンクのシャープ化。
 8.モールドのシャープ化。
 9.機首の角度付け。

まず、デザインナイフとヤスリを使って、羽根をシャープにします。同時に
羽根の横の針(ピトー管?)もシャープにして、少し短くしてみました。

 

機首部分のバルカン砲の穴をピンバイスにて開口。コックピット下のバーニアは、凸モールド
でしたので、凹モールドに変更。

実は、こんなに小さいです。

エンジンのエアインテークを開口。エンジン内部に、WAVEのバーニアを増設。エンジン横の突起は、
取り外して内部をポリパテ埋め。更にエンジン形状に合わせ薄く削ります。機首下の車輪が出る部分
をパテ埋め、更にシャープ化。

機銃座をプラ板のヒートプレスで作成。キャノピーの雄型をポリパテで作成。
下の3つのモノは、乗組員の素体。

機首を根元からカットして、角度を付けて接着。キャノピーは、削り取りました。
乗組員の座席をプラバンにて製作。コックピット内部に入れて具合を見る。

座席にポリパテから削り出した乗組員を座らせ、塗装します。機首先端の突起は、松本零二風の1本タイプ
をプラバンにて作成。機首下部にホゾを彫り、差し込みました。主翼は、一度切り離し、ファントム風に下側へ
角度を付け接着。シリーズ後半の「金田Ver .コスモタイガーU」の再現です。

現在の状況は、こんな感じです。乞うご期待!

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