バンダイ 1/20 スコープドッグ

はじめに

先週末発売された、バンダイの1/20スコープドッグのプラモデル。今まで、各社から
立体化されてきたスコープドッグですが、ボトムズ新シリーズのテレビ放映化にあたり
遂に、バンダイが、これに参入!先日同社から発売されたMGザクは、神のレベルだと
いう評判ですが、こいつはどうでしょうか?


外箱です。オープニングシーンかな?メチャ気合入ってカッチョエエイラストです。
そしてこの箱の厚みw かつてこんなに、厚い箱のプラモデルがあったでしょうか?
一度中身を出してフタを閉めようとしましたが、閉まりませんでした。それくらいの
ボリュームがあります。た・・タンスにしまおうか・・・


ABOUT US

まずは、中身を引っ張り出して、部品をチェック。キリコのフィギィア・・。相当イケてないです。立ち姿とコクピット
内の奴が入ってました。ヘルメットは、シールドをクリヤー化してリアルに再現!とか謳ってますが、ヘルの中の
顔面が、シカトされてる上に、出来が悪い!ミクロマンキリコに比べると相当萎えます。ですので・・。今回は、この
存在自体見なかった事にして、「ないない」します。


気を取り直して、おもむろに・・昔懐かしい・・
組み立て前塗装!しかも一発筆塗りw 漢のガンプラ
世代モデラーは、コレです!MAX塗りとかオジサンには、意味がわかりません。日本の伝統工芸です。無論、
ウスメ液なんぞ不必要!余談になりますが、このキットと一緒に、色を何個かレジに持っていった訳ですが、
模型屋のおばちゃんに、「水性カラーがひとつ混ざってるけどいい?」と聞かれました。

            「何ですか?水性カラーって?」

おばちゃんは、ラッカー、エナメル、水性などの塗料の違いやビン形状での見分け方等を詳しく教えてくれました。
ありがとうございます。この店に、25年以上通っている訳ですが、今まで知りませんでした(汗

 

とりあえず、全塗装が終わった所で、一日過ぎました。2日目、組み立て〜♪
昔のプラモと違って、機体のフレームから作っていくので、まるで、本当にタコを作っているかのよう。気分は、
バニラです。ご丁寧にボルトで、装甲を固定する懲りようで、接着剤もいりません。これは、楽しいよ。バンダイさん!

なんたって、装甲騎兵ですからね。総統も、相当装甲がお好きなようで・・(以下略)

写真のように、ボルトパーツを専用レンチを使ってもぎとり、そのまま組み付けます。

3日目。なんとか無事完成。左が、バンダイ。右の大きい奴が、タカラトミーのDMZ。バンダイは、モールド等かなり
精密なので、DMZが大味に見えます。

組み立て後、、墨入れを行いました。
ここまで来ると足の長さが、大変気になります。降着ポーズを自然に取りたかったせいで、足の付け根が、
ふんどしの最下部にある事が、原因だと思われます。また降着ポーズで、足の裏のカバーが確実に
折れます。こういう部分をメタルパーツにするべきだったのでは、ないでしょうか?

とりあえず、足の付け根を上に持って行きます。改造方法は、以下のとおり。

付け根のパーツのピンクの部分を切り取ります。強度をおぎなう為、内部には、ポリパテを充填しました。

約7mmほど付け根の位置が上がりました。これだけで、見た目が、かなり変わります

改造その2ですが、いかり肩を直す為、肩アーマーの取り付け部分を可能な限り削りました。

改造後の写真です。かなり理想に近い造形になったと思います。簡単な改造ですので、
オススメ致します。

プロポーションも整ったので、ウエザリング等を施し、迫力あるオラタコに仕上げていきます。
ドライブラシで、ハゲチョロ表現。タミヤのウエザリング塗料で、砂ぼこりや泥、汚れなどの表現
を施し、マーキングも最小限だけ貼ってみました。付属のマーキングは、あまり沢山貼るとかえって
安っぽく見えますね。とりあえず、このタコは、これぐらいにして・・

次回、「ブルーテッシュドッグ」でフィアナとともに、地獄に付き合ってもらう!

改造後

改造前

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