ニチモ 1/? 近接戦闘型デストロイド スパルタン
はじめに
なぜにスパルタンなのか?
工作技術も少しづつ向上してきたので、例によって某コンペ用に製作しました。
テーマは、ズバリ!「300円以下のプラモ」です。
300円以下のプラモって、今では、なかなか売ってないんですよね。プラモの山の中
から、マイナーな奴を吟味しました。ニチモのピタバンシリーズ200円の再販物です。
再販といっても、既に絶版です。プラモ屋のおばちゃんは、「あら?また古いの選んで
くれたねぇ。450円だけど400円にまけとくね。」って割引してくれました。
ピタバンは、昔沢山作りましたが、このスパルタンだけは、作りませんでした。理由は、
単純で、カッコ悪いデザインだから。実際、20年たっても未だに売れ残っています。
ホントにカッコ悪いのか、実際作ってみましょう。
キットは、緑とデザートの2色がそれぞれ1体。計2体入ってます。「自分のイメージで作り上げるために、
腕や脚を曲げたり、広げたりする時にバックアップパーツが使えます。有効に使い分けて、改造を
楽しむ事が出来る素材キットです。」とか書いてあります。つーか単なる抱き合わせじゃねーか。こんな
もん改造する奴なんてそんなにいねーよ。とか言っては、いけません。
とりあえず、素組。なんか脚が、すごく長くてイメージと違う感じです。
手は、肩しか動かなく、メリハリのないポーズでしたので、ひじにポリパーツを使って可動出来るように。
脚は、短縮。また足首の動きを広げる加工をして、鳥っぽい脚のラインの再現。胸の中央のパーツを
上方に移動。近接戦闘用デストロイドなので、背中と尻と脚にバーニアを追加して、高機動タイプに。
ミサイルポッドの下が、スカスカなので、排気ダクトを追加してボリュームアップ。頭部体空砲?を
ピンバイスにて、開口。配色は、ミリタリーチックにスコタコの緑を選択。(濃緑は、イマイチでしたので。)
その後、汚しを施しました。
作ってみると、激シブで、カッコイイですね。スパルタンって名前がまさにピッタリです。
余談ですが、こいつ。ダイダロスの先端に配備されていて、ダイダロスアタック後に敵内部に侵入して、
破壊工作を行っていたようです。映画では、ダイダロスもろともその存在を無かった事にされてしまい
ました。ニチモの箱に設定が、ありましたが、こいつの開発は、2003年7月にスタートし、初号機は、
2008年1月にロールアウトしたそうです。今、2007年7月だし・・^^;